本日、チームでご利用の方々向けに、
人件費コスト管理機能をリリースいたしました。
これまで作業時間を記録できましたが、
新たにメンバーごとに標準単価(時給)を設定することで、
作業時間をもとに、各タスクにかかった人件費を計算することが出来るようになります。
プロジェクト単位・取引先単位で、人件費コストを集計することもでき、
どのプロジェクト・取引先の仕事に、どれだけのコストがかかっているのかを把握し、
プロジェクト会計、管理会計のためのデータとして役立てることが出来ます。
人件費の登録・参照は「管理者権限」か「人件費管理」権限のあるメンバーのみ行うことが出来ます。
権限が無い場合には「管理者」メンバー等へ連絡し、権限を付与してもらってください。
まずはメンバーの標準単価を登録します。
組織の「メンバー管理」メニューから、「メンバー一覧」を選択し、
人件費を登録したいメンバーを選択します。
「人件費(時給・標準単価)」タブをクリックしてください。
「+標準単価を追加する」をクリックすると、標準単価を登録することが出来ます。
「金額」には、時給・1 時間あたりの標準単価を入力します。
「適用開始日」には、この標準単価を適用開始する日付を指定します。
時間の流れとともに、時給・標準単価が変更されるケースも多いと思います。
その際には、新たに「+標準単価を追加する」をクリックし、
「金額」「適用開始日」を登録してください。
人件費が登録されると、そのメンバーが作業した作業時間に応じて、各タスクに費やされた人件費コストを分析することが出来るようになります。
「時間分析」画面に「人件費」という項目が追加されていますので、そちらか各タスクに費やされた人件費コストを確認することが出来ます。
また、Excel ファイルでデータを取得した際にも「人件費」という項目が追加されています。
プロジェクト・チーム・取引先単位等で、どれだけの人件費コストがかかっているかを把握することが出来ます。
なお、画面上や Excel ファイル出力時に、人件費の項目を表示できるのは「管理者」「人件費管理」権限があるメンバーのみに限られます。
どのプロジェクト・取引先の仕事に、どれだけの売上があり、どれだけのコストがかかっていて、利益はどれぐらい出ているのか。
ということを把握するために、管理会計・プロジェクト会計を導入している企業も多いかと思います。
Time Designer で人件費コストの内訳を把握できるようにすることで、
管理会計のデータとして役立てることができ、経営上の問題点や、利益率の改善等を進めることが出来るようになります。
管理会計・プロジェクト会計で、人件費の把握を日報等から分析を行うのが困難・効率が悪いと思いますが、
Time Designer で人件費コストが自動的に集計できることで、
業務の効率化を図ることが出来ると思いますので、お困りの方はぜひ試用してみてください。